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転職エージェントの断り方|連絡がしつこいとき・合わないとき

サイト管理人
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転職1回・転職活動3回を経験。実体験をもとに情報をお届けします。
転職エージェントを使っていると、「紹介された求人を断りたい」「電話やメールが多くて負担」「担当者と話がかみ合わない」「いったん転職活動を休みたい」と感じることがあります。お世話になっているという気持ちから、言い出しにくく感じる方も多いのではないでしょうか。けれども、どの求人に応募するか、サービスをどう使うかを決めるのは利用者自身です。この記事では、場面ごとの伝え方と短い文例、連絡方法や担当者の変更の頼み方、退会の手続きと個人情報の扱いの確かめ方を、順に見ていきます。
⚠️ はじめにお読みください
この記事は、2026年10月時点で確認できた公的機関の情報と、エージェントの利用でよく見られる例をもとにまとめたものです。手続きの方法や対応は、サービスによって異なります。個人情報に関する法律の説明は一般的な内容で、個別のケースで請求が認められるかどうかを判断するものではありません。具体的な手続きは、各社のプライバシーポリシーや問い合わせ窓口でご確認ください。

① 断りたいと感じるのはどんなとき?

エージェントとのやり取りで「断りたい」「やめたい」と感じる場面は、大きく分けると次の4つです。どれも珍しいことではなく、伝え方を押さえておけば、気まずくなる心配はそれほどありません。

場面 まず考えたいこと
紹介された求人に興味が持てない 断ってよい。理由を一言添えると、次の紹介が希望に近づきやすい
担当者と合わない まず希望を伝え直す。改善しなければ担当者の変更や、別のサービスも検討する
連絡の頻度が多い・時間帯が合わない 連絡の手段や頻度について、希望を具体的に伝える
転職をやめた・いったん保留にしたい 活動を休むのか、サービスの利用自体をやめるのかを決めてから伝える

転職エージェントは、採用が決まったときに求人企業から手数料を受け取る仕組みで運営されているのが一般的です。担当者は利用者の状況を確かめながら紹介を進めるため、返事がないと確認の連絡が重なることもあります。あいまいなまま放っておくより、意思をはっきり伝えたほうが、お互いにとって負担が少なくなります。

② 伝え方の基本と、場面別の文例

どの場面でも、伝え方の基本は共通です。長い説明や、申し訳なさを強調する言葉は要りません。

✅ 伝え方の基本
  • 簡潔に——用件を最初に書く
  • 丁寧に——これまでの対応へのお礼を一言添える
  • 理由は一言でよい——詳しく説明しなければならないものではない。差し支えない範囲で
  • 意思ははっきりと——「検討します」で濁すと、紹介や連絡が続きやすい
  • 早めに返す——返事を先延ばしにすると、確認の連絡が増える原因になる

連絡の手段は、ふだんのやり取りと同じ方法でかまいません。電話で伝えにくい場合は、メールや専用のメッセージ機能を使うと、落ち着いて言葉を選べるうえ、記録も残ります。以下は一般的な文例です。状況に合わせて言葉を変えてお使いください。

文例1:紹介された求人を断るとき

✉️ 文例

件名:ご紹介いただいた求人について

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。
先日ご紹介いただいた求人について検討しましたが、今回は応募を見送らせていただきます。希望している勤務地と合わなかったためです。
今後は、〇〇(例:通勤1時間以内、〇〇の仕事)の求人をご紹介いただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

断る理由と一緒に「次はどんな求人なら検討したいか」を添えると、担当者も紹介の方向を修正しやすくなります。なお、すでに応募して選考が進んでいる企業を辞退する場合は、面接の日程などの調整が関わるため、なるべく早めに伝えましょう。

文例2:転職活動を休む・やめるとき

✉️ 文例

件名:転職活動の休止について

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。
検討の結果、現在の職場で働き続けることにしたため、転職活動をいったん休止いたします。つきましては、求人のご紹介とご連絡を止めていただけますでしょうか。
これまでご支援いただき、ありがとうございました。再開する際は、こちらからご連絡いたします。

「しばらく休みたい」のか、「サービスの利用自体をやめたい」のかは、はっきり書き分けておくと行き違いを防げます。利用をやめたい(退会したい)場合の手続きは、⑤で説明します。

担当者と合わないとき

担当者に直接「合わない」と伝えにくいときは、会社の問い合わせ窓口から担当の変更を相談する方法もあります(④で説明します)。

③ 連絡の手段・頻度を変えてほしいとき

「連絡がしつこい」と感じる場合でも、すぐに利用をやめる必要はありません。担当者が利用者の都合を知らないだけ、ということもあります。連絡の手段・時間帯・頻度は、利用者の側から希望を伝えてよいものです。 初回面談で連絡の希望を伝えておく方法は、転職エージェントとの初回面談でも触れています。

📝 伝えておくとよい希望の例
  • 手段——「電話ではなく、メールかメッセージでお願いしたい」
  • 時間帯——「平日の日中は仕事中のため、電話は夜〇時以降にしてほしい」
  • 頻度——「求人の紹介は、週に1回まとめて送ってほしい」
  • 内容——「〇〇の条件に合う求人だけを紹介してほしい」

文例3:連絡の方法を変えてほしいとき

✉️ 文例

件名:ご連絡方法についてのお願い

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。
勤務中は電話に出ることが難しいため、今後のご連絡はメールでいただけますと助かります。求人のご紹介も、週に1回程度まとめていただけますと、落ち着いて検討できます。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

担当者からの個別の連絡とは別に、求人のお知らせメールなどが自動で届いている場合もあります。マイページの設定や、メールに書かれた配信停止の案内から止められることがあるので、あわせて確認してみましょう。

希望を伝えても連絡のしかたが変わらない場合は、会社の問い合わせ窓口に相談するのも一つの方法です。都道府県労働局の案内によると、職業紹介事業者は、求職の申込みを受けたあと、苦情の処理に関する事項などを求職者に明示することになっています。登録時に届いた案内を見返すと、相談先が書かれていることがあります。

④ 担当者を変えてほしいとき

担当者との相性は、人と人とのことなので避けられない面があります。ただ、すぐに「合わない」と決める前に、希望条件や進め方の希望を、もう一度具体的に伝えてみることも大切です。認識のずれが原因で、紹介がかみ合っていなかっただけということもあります。

それでも改善しない場合は、担当者の変更を相談してみましょう。一般的には、次のような方法があります。

🔁 担当者の変更を相談する方法(一般的な例)
  • 会社の問い合わせ窓口や問い合わせフォームから申し出る
  • マイページなどに、相談や要望を送る機能があれば利用する
  • 担当者本人に伝えられる関係であれば、直接相談する

理由は、個人への不満ではなく「進め方の希望」として伝えると角が立ちにくくなります。たとえば「希望している職種の分野に詳しい方にご相談したい」「連絡の頻度について希望が合わないため」といった伝え方です。

なお、担当者の変更に応じられるかどうかは、会社の体制によって異なります。変更が難しい場合や、変えても合わないと感じる場合は、⑦で触れるように、別のサービスを検討するのも自然な選択です。

⑤ 利用をやめたいとき(退会)と個人情報の扱い

退会の手続き

サービスの利用をやめたい場合は、退会の手続きをします。方法はサービスによって異なり、マイページから手続きできる場合や、問い合わせ窓口への連絡が必要な場合があります。退会の前に、次の点を確認しておきましょう。

📋 退会の前に確認しておきたいこと
  • 選考中の企業がある場合は、先に辞退の意思を担当者に伝えておく
  • 自動で届くお知らせメールの配信停止が、退会とは別の手続きになっていないか
  • 退会後、登録した情報がどのように扱われるか(プライバシーポリシーの記載)

個人情報の利用停止・消去を請求できる場合がある

退会したあと、登録した情報がどうなるのか不安に感じることもあるでしょう。個人情報保護法では、事業者が持っている本人の情報(法律上の「保有個人データ」)について、一定の場合に、本人が利用の停止や消去を請求できると定められています(第35条)。

個人情報保護委員会の資料によると、2020年(令和2年)の法改正で、この請求ができる場面が広がりました。改正前は、目的外の利用や不正な取得など一部の法違反の場合に限られていましたが、改正後は次のような場合にも請求できるとされています。

🔎 改正で加わった主な場面(個人情報保護委員会の資料より)
  • 事業者が、その情報を利用する必要がなくなった場合
  • 重大な漏えいなどが発生した場合
  • 本人の権利または正当な利益が害されるおそれがある場合

たとえば同委員会の資料では、ダイレクトメールの送付を止めてもらったあとに、本人が情報の消去を求める場合などが、利用停止などが認められる例として挙げられています。

ただし、請求が認められるかどうかは、個別の状況によって判断されます。同じ資料では、他の法令で保存が義務付けられている情報について、すぐに消去する代わりに保存期間の終了後に消去する、といった代わりの対応がとられる例も示されています。退会したからといって、すべての情報がすぐに消えるとは限らない点は知っておきましょう。

確認と相談の進め方

✅ 確認・相談の流れ(一般的な例)
  • 各社のプライバシーポリシーで、個人情報の開示や利用停止などの請求を受け付ける窓口と手続きの方法を確認する
  • 退会を伝えるときに、個人情報の削除も希望するかどうかを伝え、どのように扱われるかを確認する
  • 応募先の企業にすでに提出した書類は、その企業が管理している。扱いは企業ごとに異なるため、必要に応じて企業側にも確認する
  • 対応に納得できない場合は、まず事業者の苦情受付窓口に相談する。そのうえで、個人情報保護委員会の「個人情報保護法相談ダイヤル」などの公的な相談窓口もある

相談先は、個人情報保護委員会の「よくある質問(個人向け)」でも案内されています。電話番号や受付時間は、同委員会の公式サイトでご確認ください。法的な判断が必要な場合は、弁護士などの専門家への相談も検討しましょう。

⑥ 内定後の辞退との違い

ここまでの「断る」は、主にエージェント(サービス)とのやり取りの話でした。一方、選考が進んで内定が出たあとに辞退する場合は、相手は応募先の企業になります。企業はすでに受け入れの準備を始めていることもあるため、より早く、誠実に伝えることが大切です。

断る内容 主な相手 伝え方のポイント
求人の紹介 エージェントの担当者 理由は一言でよい。次に希望する条件を添える
応募後・選考中の辞退 担当者を通して応募先企業へ 面接の日程が決まっていれば、早めに伝える
内定の辞退 担当者を通して応募先企業へ できるだけ早く、誠実に。迷っている段階なら担当者に相談してもよい
サービスの利用 エージェントの会社 退会の手続きをする。選考中の企業があれば先に辞退を伝える

エージェント経由で応募している場合、内定の辞退も担当者を通して企業に伝えるのが一般的です。伝え方やマナーの詳細は内定辞退の伝え方とマナー、複数の内定で迷っている場合は複数内定をもらったときの選び方をご覧ください。

⑦ 断ったあとに困らないために

サービスを断ったり、利用をやめたりしたあとも転職活動を続けるのであれば、次の進め方を考えておくと安心です。

「なぜ合わなかったか」を言葉にしておく

合わなかった理由が、扱っている求人の分野なのか、連絡や進め方のスタイルなのか、担当者の提案の内容なのかによって、次に選ぶサービスは変わります。たとえば、希望する業界の求人が少なかったのであれば、その分野に絞ったエージェントを検討する考え方もあります(業界・職種特化型の転職エージェントとは?)。エージェント以外の相談先も含めて比べたい場合は、転職エージェントとハローワークの違い・使い分け方が参考になります。

別のサービスを試すときの注意

新しいサービスに登録する場合や、複数を並行して使う場合は、同じ企業に別々の経路から重複して応募しないよう、応募した企業と通したサービスを記録しておきましょう。他のサービスも使っていることを最初に伝えておくと、行き違いを防ぎやすくなります。併用の考え方は転職エージェントの使い方|複数使うべきかで解説しています。

自分の軸を持っておく

どのサービスを使う場合でも、「何を大事にして次の職場を選ぶのか」という自分の軸がはっきりしていれば、紹介された求人を断るときにも迷いにくくなります。軸の整理には自己分析のやり方|転職前のキャリアの棚卸しが、転職理由のまとめ方には転職理由の伝え方が参考になります。

いったん休止したあとで、また転職を考えるようになったら、そのときの状況を伝えて相談し直すこともできます。再開や再登録の扱いはサービスによって異なるため、休止を伝えるときに、あわせて聞いておくとよいでしょう。

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使い方は、自分で選んでよい

断ることも、使い方を選ぶことも、利用者が決めてよいことです。複数のサービスを使い分けるときの考え方をまとめています。

転職エージェントの使い方を見る →

📌 まとめ

  • 求人の紹介を断る、連絡のしかたを変えてもらう、担当者を変える、利用をやめる——どれも利用者が選んでよいこと
  • 伝え方は「簡潔に・丁寧に・理由は一言・意思ははっきり・早めに」が基本
  • 連絡の手段・時間帯・頻度は、具体的に希望を伝える
  • 担当者の変更は、問い合わせ窓口などから「進め方の希望」として相談する
  • 個人情報は、一定の場合に利用停止・消去を請求できる場合がある。手続きは各社のプライバシーポリシーと窓口で確認する
  • 内定の辞退は相手が企業になるため、より早く誠実に。別のサービスを試すときは重複応募に注意する
参考にした公的機関の情報

※2026年10月時点で確認した内容です。法令や運用は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

※この記事は、転職エージェントの紹介や連絡を断るとき、担当者の変更や退会を考えるときの一般的な考え方を整理したものです。手続きや対応は会社によって異なります。個人情報の利用停止・消去の請求が認められるかどうかは個別の状況によりますので、各社のプライバシーポリシーや問い合わせ窓口、必要に応じて公的な相談窓口にご確認ください。